中年太りと寿命の関係は?  (2005/11/02

朝日新聞「be on Sunday」
2005年10月30日

「望ましい体形は、年齢ごとに違っていいはずだーそんな考えがあると聞いた。いわばオーダーメイドならぬ「オールダーメード・ダイエット」。これだと中年太りは許されるのか。

体形の目安には、BMIという指標がよく使われる。体重(キログラム)を身長(メートル)で2回割って出す。日本肥満学会では、年齢や性別に関係なく、望ましいBMIを22としている。身長170センチなら、63,58キロ心臓病や高血圧といった病気に最もなりにくい値として示した。」



ちなみに私は、身長174センチ、体重84キロですが、BMIは27,7になりちょっと太めです。少し痩せたいと努力していますが、中々付いた脂肪は落ちません。軽くヤバイ状態が続いております。(田中広江)

記事の続きです。
「福岡大、畝(ウネ)教授たちは福岡県の40〜69歳の男女約1万3千人を対象に、BMIと死亡リスクの関係を調べた。数年間の追跡調査で、男性で病気などの危険が最も低かったのはBMI24〜26の群だった。やや太めの人々が含まれる。女性では22〜24だった。「健康診断で会うお年寄りは、少し太っている人が元気。そんな実感に近い結果でした」と畝教授は語ります。女性は一般に男性より体脂肪率が高めなせいか、年齢による影響は見られなかった。」





やったー少し太めのほうが元気なのかと喜んでいる人は、私一人ではないと思います。でも、保険業界でもだいたい20〜25くらいまでが、健康体割引の対象者条件です。見た目も含めて、血圧や血糖値にも良くない太り過ぎには充分注意しましょう。(田中広江)